店づくり密着レポ#4
ついに迎えたオープン初日 
ここが、本当のスタートライン

路地裏スタンド アベック × ひつじアンダーグラウンド × 日本酒バル・米屋 イナズマ

恒光 楓菜 × 森保 宏 × 清水 龍生

店づくり密着レポ#4
ついに迎えたオープン初日 
ここが、本当のスタートライン

一軒の飲食店がオープンするまでを追う、店づくり密着レポもいよいよ最終回。
#4では、慌ただしさのなかで迎えたオープン初日の様子をお届けする。

図面や頭の中にしか存在しなかった店を少しずつ形にしてきた店長たち。

Ready Steady Go!』という店の物語が、いま動き出す。

3月5日、オープン初日。ここからが本当のスタートだ。

これまでの密着レポはこちらから!

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自分たちがいかに楽しみ、楽しませるか

オープン時間の17時を目前に、店長とスタッフが集まった。

現場にいたのは、『ひつじアンダーグラウンド』の店長・森保、『路地裏スタンド アベック』の店長・恒光。さらに、系列店のカフェでも働いていたが、心機一転「羊に専念したい」と、この新店舗に立つことになったスタッフらの姿もあった。

恒光
恒光
まだできていないことばかりですが、今日を迎えることができました。でも、一番はお客さまに楽しんでいただくこと。自分たちがいかに楽しんで、楽しませるか。そこに注力していきたいです!
森保
森保
ハプニングがあっても、楽しくいこうね。僕たちが全力で楽しんでいきましょう!

オープン時間の直前まで買い出しに走ったりと、ギリギリまで準備に追われて幕を開けたこの日。「ひつじアンダーグラウンドとは違う羊のシーンがどうなるのか楽しみ」と、サポートするスタッフたちからは心強い言葉も飛び出した。

緊張、不安、期待。

言葉にならない気持ちが込み上げつつも、お客さまを “スパイスと羊の新世界” へいざなう準備が整った。

シミュレーション営業では養生シートがかけられていたテーブルも、全貌があらわに(詳しくは店づくり密着レポ#3へ!)

17時、開店

開店と同時に、続々とお客さまがやって来る。早々に満席だ

盛り上がる1階の立ち飲み
火鍋を楽しむ2階でも、「おいしい!」の声が聞こえてきた
大人気だった羊肉のラビオリ
定番のマカロニサラダも、スパイスを効かせて“レディステ”仕様に大変身
オリジナルのスパイスサワー(右奥)も好評だった

お客さまの反応も好感触。スパイスと羊をコンセプトにした神戸にはあまりないスタイルを楽しんでいただけていたようだ。

しかしその裏で、実はさまざまな問題が浮上していた。

たとえば、シミュレーション営業でも課題になっていた煙問題。
事前の段階で情報共有が行き届いておらず、対応が遅れることになってしまった。油分の多い羊串などを焼くと、換気が追いつかずに煙が2階まで立ちこめた。

さらに、キッチンまわりの導線問題。
店内が混み合うと、想像していた以上に動きづらい。洗い場に出したいお皿は溜まり、作業スペースが削られていく。些細なことが積み重なることで、現場の余裕が少しずつ奪われていった。

課題は山積み。それでも、最高にいい表情で一日を終えた

長いようで短い一日が終わった。現場は心地よい疲れで満たされていた。

来店客数:40名/売上:169,828円(税抜)

目標を超える大盛況。だけど課題は山積みだ。

新店舗の立ち上げを初めて経験した恒光。

恒光
恒光
オペレーションに関しては、かなり不自由に感じた部分はありましたね。今日見つけた課題を、明日から順番にクリアしていけたらと思います

そして、数々の立ち上げに携わってきた森保。

森保
森保
これからお客さまの反応を見て、常に新鮮なメニューにしたいです。羊料理のアイデアのストックは無限にあるので、飽きさせない工夫をしていきます

一つの店が誕生するという大きな節目に関わったスタッフたちも「こんなにいろいろな課題が出てくるなんて(笑)」と苦笑い。
しかし、みんなどこか充実感を感じるような、いい顔で一日を締めくくることができた。



店づくりには、厳しさも不安もある。思い通りにいかないことの方が多い。
それでも、誰かの顔を思い浮かべながら店を形にしていく過程には、何にも代えがたい幸せがある。

自分たちの手でつくった新たな場所に、人が集い、笑顔が生まれる。街の表情が少し明るくなる。
そんなかけがえのない瞬間に立ち会えることは、この仕事の大きな喜びだ。

店は完成したわけじゃない。
ここからが、本当のスタートだ

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