【バカンス、奈留島へ行く#2】
奈留島初の出張パン屋に挑戦
現地で待っていた反応は?
前回の【バカンス、奈留島へ行く#1】は……
きっかけは、オンラインショップに届いた一件の注文。
「離島のため、パンをお取り寄せするのが楽しみです」
備考欄に添えられたそんなひと言から始まった、『ベーカリーバカンス』と奈留島のやりとり。
島のみなさんの協力のもと、店長の村本と追中を中心としたチームバカンスが島へ向かうことになった。そして、いよいよ今回は現地入り。
初日のメインイベントは、神戸のパンを島に届ける「バカンスマルシェ」だ。神戸で人気のパンは、島でも喜んでもらえるのか。
行ってみないとわからないことだらけの、一日だけの出張パン屋。果たして、どんな反応が待っているのか……!?
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【バカンス、奈留島へ行く#1】神戸から離島へ パンがつなぐものがたり episode0
ベーカリー バカンス / ル・クロワッサン・ド・バカンス
AM7:30 奈留島、上陸
神戸を出発してからおよそ12時間。長崎県・五島列島に浮かぶ奈留島にたどり着いた。




長旅の疲れも吹き飛ぶような景色。しばらく海でも眺めてのんびり……と言いたいところだけど、そうもいかない。
バカンスマルシェの開始は、1時間後。
一日だけの出張パン屋は、到着早々いきなり本番モードへ。
店長たちはさっそく、開店準備に取りかかった。

AM8:30 バカンスマルシェ、開店
朝8時半。一日だけの出張パン屋「バカンスマルシェ」がいよいよオープン!
この日テントに並んだのは、バカンスの代名詞ともいえるハード系のパンたち。
自家製小麦を使ったシンプルなパンを、島のみなさんにも届けたい。そんな思いから、ハード系を中心にラインアップを組んだ。
とはいえ、ここは初めてパンを販売する場所。
どれだけの人が来てくれるのか。
どんなパンが喜ばれるのか。
そもそも、手に取ってもらえるのか。
すべてが手探りのなか、マルシェが始まった。
すると、開店直後からお客さまが続々と足を運んでくれた。気づけばテントのまわりに人だかりができるほどのにぎわいに!






ただ、欲を言えば、もう少しクロワッサンを持ってくればよかったなぁ…
予想外だった、クロワッサンの人気
追中の言葉通り、早々に売り切れたのがクロワッサンだった。
さらに、クイニーアマンや塩パンも次々とお客さまの手に。
バカンスといえば、ハード系のパン。店長たちも、この日はハード系を中心にたっぷり準備していた。
ところが、ふたを開けてみると人気だったのは、個包装で小さく、味が想像しやすいパンたち。



もちろん、うれしい声もたくさん届いた。
「神戸からわざわざ来てくれてありがとうね」
「孫にもらったパンがおいしかったから、私も買いにきたよ」
「食べるのが楽しみ!」
オンラインショップから始まったご縁は、画面の向こうから目の前の会話へ。
パンを手渡すたびに、店長たちはその手応えを噛み締めていた。
PM1:00 バゲットの仕込みに、未来のパン職人がやってきた!
マルシェの熱気をそのままに、午後は仕込みへ。
翌日に控えているのは、子どもたちとのパン教室とコラボカフェ。その準備としてバゲットの仕込みが始まった。
島の子どもたちには、「来られる子はぜひ見学しに来てね」と事前に声をかけていた。やって来てくれたのは、「パン屋になるのが夢」と話す小学生の女の子、あさちゃんだった。
パン屋を夢見る子が、少し緊張しながらも来てくれた。となれば、店長たちも自然と張り切ってしまう。
「せっかくだから、一緒に仕込みのお手伝いをしてくれる?」

家では食パンを作ったことがあるけど、ハードパンはあまり食べたことがない。
そんなあさちゃんにとって、バゲットの仕込みは初めての体験。慣れない生地の感触に驚きながらも、店長たちの手元を見て、少しずつ作業に加わってくれた。
将来パン屋になりたい子と、仕込みの時間を一緒に過ごす。
店長たちにとっても、ただパンづくりを教えるだけではない、特別な午後になった。
そして、一日目の終わりは、島のみなさんと夜ごはんへ。マルシェのこと、翌日のことを話しながら、奈留島での夜は更けていった。

奈留島での一日目は、これにて終了。
とはいえ、チームバカンスの島時間はまだまだ続く。
子どもたちとのパンづくりに、コラボカフェ。さて、二日目はどんな時間になるのか……!?
